株式会社グローバルエナジーハーベスト

Sound power generation

二重放物線・音力他

GEH研究開発の原点、「音」からの発電を目指して

GEH研究開発の原点、「音」からの発電を目指して

当社の旧社名でもある「音力発電」、その発想の原点は、幼いころの速水代表取締役の記憶にあります。小学校の時の理科の実験で、「電気でモーターが回り、回ったモーターが電気を生み出すというモーター発電の仕組み」を学び、「それならば、同じようにスピーカーが電気で音を鳴らすのであれば、音から電気をつくることもできるのではないか・・・」そう思いついたのです。

小学生の時から書きためてきた「発明」ノートの中にあった「音力発電」、慶応義塾大学在学中、その発想をもとに研究を始めました。目を付けたのは、圧力を加えると電気が発生する圧電素子、100円ライターやガスコンロの着火に使われる。これに音の「振動」を圧力として伝えることで発電する仕組みを考案しました。

しかし音が持つエネルギーは、大きくない。その電力はごく微弱なものにしかならない。 試行錯誤の上、一つの考えに思い至る。「音とは、すなわち振動である。それならば、振動によって発電することも出来るのではないか」と気付いたのです。そこから、「音力」だけでなく、「振動力」にも着目、世の中の至るところにある振動、その研究は、幅広い分野で加速し始めたのです。

二重放物線構造™ (DPS:‘Dual Parabolic Structure™)

音力から振動力、波力、そして原点回帰の新たなチャレンジへ

二つの放物線(放物線面)を向かい合わせにする、その際、これら二つの放物線(放物線面)の焦点の位置を一致するように配置しております。
このような構造をとることにより、図の様に垂直方向から入射する音は、放物線面と焦点とを通る反射を繰り返すことになります。つまり、二つの放物線(放物線面)の間に音(音のエネルギー)を閉じ込められる訳です。この構造を「二重放物線構造™」と名付けました。
「二重放物線構造™」は、音の他、波動や粒子等の反射する物質(エネルギー)をも回収しうる革新的な新技術です。

二重放物線構造™ (DPS:‘Dual Parabolic Structure™)

音声発電機™

人の声で発電する発電機です。声(空気の振動)を電力に変えて、LED を発光させます。旧社名(音力発電)の由来となった技術であり、長期的な視点で研究開発を行っております。

発電遮音壁™

発電遮音壁™

「音力発電」の技術を応用することにより、道路の騒音を収集して発電させる遮音壁の開発に取り組んでいます。騒音のエネルギーを電気エネルギーに変換させるため、理論的に、その分の騒音を小さくする効果も得られることになります。


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