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2022年03月18日

【社長メッセージ】

これから一緒に弊社で働くことをご検討されている皆様、グローバルエナジーハーベストのホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

弊社について、皆様に知って頂きたいことを、私の方から説明させて頂きます。

【①創業の経緯と現在】

弊社は、2006年9月に慶應義塾大学発の技術ベンチャー企業として創業いたしました。

代表的な製品となる「発電床®」「振力電池®」をはじめとする「エネルギーハーベスティング」製品を「電池レスIoTセンサ」として国内外の様々な分野において製品化している実績を持っております。現在、地球上の再生可能エネルギーにおいて最も有用とされる「波力発電」の開発にも注力しております。その一環として、弊社最新の特許技術となる「循環型波力揚水発電™」の製品化に向けて日本各地において実証も行っております。

今日、人類史上最も再生可能エネルギーの需要が高まっております。このような中、先進国を中心に世界各国で波力発電に注目が集まっているのをご存じでしょうか。再生可能エネルギーの中でも波力エネルギーは最もエネルギー密度とエネルギー量が大きく、太陽エネルギーの約20〜30倍、風力の約5倍とされているからであるからです。つまり、自然エネルギーの中でも特に効率の良い発電を可能にするポテンシャルを持っているのです。

【②弊社の「波力発電」事業について】

波力エネルギーは、海洋国家の日本にとって重要な資源です。我々は、「波力エネルギーは、純国産エネルギー」と呼んでおります。弊社は「循環型波力揚水発電」を日本全国の海岸(港や防波堤等の人口建造物を中心)に設置することによって、これまで不可能とされてきた波力エネルギーを使用した発電及び、商業化を目指しております。

最も安定した再生可能エネルギーといわれている波力発電への期待には、「太陽光や風力と異なり、24時間発電可能である」ことや、「発電コストも安価にすることも可能になる」こと等が挙げれます。一方、波力発電には、人類に残された「①海洋生物対策(フジツボ等の対策):コスト」「②台風等高波対策:安全性」「③漁業との兼ね合い)」の「3大課題」というものがあり、これを解決しければ本格的な実用化は行えません。弊社は、これまでにない全く新しい発想に基づき、この「3大課題の全てを解決」する技術開発に取り組んでおり、日本発世界初として「波力発電の本格的な商業化」に向けた挑戦をしております。

【③弊社の重要な目的・ビジョン】

もう一つ、弊社はこの事業を通して、日本人にとって重要な目的とビジョンを持っています。日本国民に「ものつくり大国として大きな自信や誇りを取り戻す」ことです。既述の「波力発電の3大課題」は、過去「40年以上」に渡る世界中の波力発電研究において誰も(どの国も)解決できなかったことです。そのため、その経験から研究者の中にこれらの「3大課題解決するのが不可能である」かのような“あきらめムード”も感じられます。

弊社は、日本国におけるエネルギーハーベスティング技術の第一人者として、又、ベンチャースピリットを持つ企業として、この“あきらめムード”を断ち切りたいと思っております。そして、本事業を成功させることは、世界中の研究者から「波力発電の本格導入に世界で初めて成功したのは、やはり日本人だったか」と日本国の評価に繋がると信じております。つまり弊社は、技術開発を通して、日本人に自信と誇りを与えたいと思っております。

このような弊社の取り組みに対して、共感・賛同して頂ける皆様と一緒に働けることを心より楽しみにしております。

株式会社グローバルエナジーハーベスト 代表取締役 兼 最高技術責任者 速水 浩平

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